奮闘記

本が出来るまで8 本は読むよりも作る方がずっと楽しい

表紙やタイトルといった「カバーまわり」は、本の売れ行きを左右する大事な要素です。この頃はおしゃれな本が多いですよね。祖父江慎さんの装丁の本など、思わず手にとって見る方も多いのではないでしょうか。 表紙やタイトルは、編集者さんやデザイナーさん…

本が出来るまで7 差し替え

あとで改めて取り上げようと想いますが、この本は、えらく引用が多い本です。「生きた教材を」という配慮から、様々なジャンルの様々な題材をとりあげました。見つけてきて原稿に取り入れるのも結構な苦労でしたが、許諾をとっていくのもかなり面倒な作業だ…

本が出来るまで6 編集

先日のNHKの「プロフェッショナル」で、幻冬舎の石原正康さんが特集されていましたね。文芸作品かどうかの違いはありますし、私はプロの作家ではないので気楽なもんでしたが、それでも執筆時を思い出して感慨深いものがありました。 原稿を書く作業はすばら…

本が出来るまで5 ワルツ

こんばんは。久しぶりに鉄棒で逆上がりをやってみたら、案外できるもんで嬉しかったはせがわです。書店さんを回ってみたところ、それなりにちゃんと売れているそうでよかったです。 さて、「本が出来るまで」には本当に紆余曲折があり、書いても書いても現在…

書店営業@埼玉県

こんばんは、禁酒の誓いを毎度毎度一日でやぶるすだです。 最近めっきりお酒に弱くなってしまい、一説では肝臓が疲れているらしい、とのこと。休肝日を設けようと思った翌日に、飲みに誘われたら行くしかないですよね。さておき、昨日ははせがわ君の故郷、埼…

撮影

さて、甲子園スタッフと私は、そのまま高田馬場にある某Y稲田大学にお邪魔して、撮影をしました。出版甲子園の決勝大会当日に流す映像を撮るためです。 インタビューとか、メッセージとか、ギャグとか、いろいろ撮りました。けっこう楽しかったです。 私の…

書店営業に行ってきました!

こんばんは。ころちゃんは今ごろ酔っ払ってはっちゃけていると思うので、連続投稿します。魚の目が地味に痛いはせがわです。 今日は書店営業に行ってきました。書店営業とは、本屋さんに行って、店員さんに本の中身を説明したり、売れ行きを聞いたりするもの…

本が出来るまで4 執筆開始

2006年2月10日、ダイヤモンド社において打ち合わせが行われ、ようやく本格的に動き出しました。 版元をダイヤモンド社さんにお願いすることにしたのは、いちばん元の企画に近い形で実現できそうだったからです。他の版元さんの多くは、その出版社さんの特徴…

本が出来るまで3 幕間

昨年10月末、出版甲子園でグランプリをいただき、よし、これから忙しくなるぞと思っていたわけですが、そうでもなかったんですねぇ。 私の企画には12社からオファーをいただきました。本来ならそれぞれの出版社さんをサクサクまわって、版元を決めてお願いし…

本が出来るまで2 出版甲子園決勝大会

さて、では昨年の出版甲子園の話をしましょう。下でころちゃんが書いているとおり、本には企画書があります。類書を研究して、自分の企画はこういう点が新しいとか、こうだから売れるとか、ターゲットは誰とか、そういうことを説得力をもって説明するのです。…

本が出来るまで1 塾講師時代

ここをご覧になった編集のタナカさんに、「自虐ネタもいいですが、もっと自信をもってください。だいじょうぶですよ。」と励まされました。ありがとうございます。はせがわです。 さて、今回のお題は「素晴らしい企画が生まれたきっかけ」とのこと。うーむ。…