はせ

全国区

すっかりご無沙汰しております。はせがわです。みなさんお元気ですか。おかげ様で無事卒論を提出しましたが、その後も何のかんのと野暮用が続きまして、すっかり更新がとどこおっていました。 さて、先日2/7放映の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で、私が書い…

卒論の紹介

更新が滞っていました。いま卒論の真っ只中でひーひー言っております。 著書のプロフィール欄に書いてあるとおり、わたしの専門は「校正読み」です。誤字をどう見つけるかという観点から、人間がどう情報処理をして「読んでいるのか」ということにせまろうと…

山元学校

山元学校に行ってきました。山元学校は出版甲子園の協賛でもあり、先日の第2回大会で山元さんに声をかけていただいたご縁です。 どういうものかというと、一言で言えば「世代間交流の場」。いろいろな方が、スピーチやアピールをなさいます。今日は、キュー…

近況

まったくの私事ですが、先日自宅でおすしを握りました。

日本語力2

巷で出回っている、「日本語力をつける」だとか「国語力を身につける」といった本の多くは、語彙に重点が置かれています。すなわち、漢字や熟語や慣用句を覚えるという方向性ですね。 たしかに、言葉を知っていることは重要です。語彙の問題が、多くの人にと…

日本語力1

テレビで「クローズアップ現代」を観ていたら、若者の日本語力についてとりあげられていました。 主に語彙力についてでした。たとえば某企業では、マニュアルの中の「差異」という言葉が分からなかった社員が必要な措置をとらず、損益を出した、と。 語彙力…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)作者: 山田真哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/02/16メディア: 新書購入: 10人 クリック: 331回この商品を含むブログ (1042件) を見る著者の山田真哉さんが、出版甲子園の特…

出版甲子園決勝大会開催!

昨年私は最後に発表したので、ずっとドキドキしていたのですが、今回は何もしなくていいので、実に気楽に、大会を楽しむことが出来ました。企画者の方のプレゼンはもちろん興味深かったですし、甲子園スタッフが甲斐甲斐しく働いていらっしゃって、知ってる…

補足

はせがわです。 全国のころちゃんファンの皆様、お待たせしました。ころちゃん、久々のご登場です。ぱちぱちぱち…。 昨年出場した印象からすると、審査員の方も乗り気で、タイトルや内容に対して踏み込んだコメントをなさっていましたし、学生は学生で、熱気…

ことばが世界を拓く

題名が『東大生が書いた「国語」のことを感動的に好きになる本』だけに、「これ読んだら、国語が感動的に好きになるんですね?!」と聞かれます。照れ屋の私は、「だいたい、本でも映画でも、“感動的”と銘打ってあって感動したためしがないよね」とまぜっかえ…

all-todaiに取り上げられました!!

先日、学生が自主運営する、東大学内サイト「オール東大」(http://www.all-todai.com/)から取材を受けました。ころちゃんと私(はせがわ)の対談です。 紹介記事♪→http://www.all-todai.com/interview/hasegawasan/index.html 写真も豊富で、楽しい記事に…

 「書楽」で大展開

第一報。友人より。「書楽ですごいことになっている」旨のメール。「書楽」というのは、10/6の記事でも紹介したとおり、埼玉県北与野にある大きな本屋さんです。先日営業にいって、店長さんとお話しました。 第二報。一緒に営業に行った、ダイヤモンド社の営…

須藤さんの写真集

Catch Your Smile!作者: 須藤夕子出版社/メーカー: ゴマブックス発売日: 2006/08/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るというわけで、須藤夕子さんの初写真集です。 須藤さんのブログによると、須藤…

本が出来るまで8 本は読むよりも作る方がずっと楽しい

表紙やタイトルといった「カバーまわり」は、本の売れ行きを左右する大事な要素です。この頃はおしゃれな本が多いですよね。祖父江慎さんの装丁の本など、思わず手にとって見る方も多いのではないでしょうか。 表紙やタイトルは、編集者さんやデザイナーさん…

本が出来るまで7 差し替え

あとで改めて取り上げようと想いますが、この本は、えらく引用が多い本です。「生きた教材を」という配慮から、様々なジャンルの様々な題材をとりあげました。見つけてきて原稿に取り入れるのも結構な苦労でしたが、許諾をとっていくのもかなり面倒な作業だ…

それはまた別の話

好きで使っているセリフです。 出典は、ビリー・ワイルダー監督の「あなただけ今晩は」。バーのマスターが言うセリフで、元は確か“That's another story”。このワイルダー監督も主演のジャック・レモンもシャーリー・マクレーンも、個人的に大好きです。同じ…

本が出来るまで6 編集

先日のNHKの「プロフェッショナル」で、幻冬舎の石原正康さんが特集されていましたね。文芸作品かどうかの違いはありますし、私はプロの作家ではないので気楽なもんでしたが、それでも執筆時を思い出して感慨深いものがありました。 原稿を書く作業はすばら…

周囲の反応

発売されてからだいぶ日にちもたちまして、直接&間接の反応をぼちぼちいただいています。知る範囲ではおおむね好評のようで、ウハウハです。(まぁ、面と向かって悪口は言いにくいでしょうし、面白くなかったらわざわざブログで取り上げないでしょうから当然…

黄昏の人生のメリーゴーランド

昨日、BGMをワルツにしていた時期があったことを紹介しました。具体的にはこんなのデス。イマージュアーティスト: オムニバス,シャルロット・チャーチ,ロドリーゴ・レアン,坂本龍一,エンニオ・モリコーネ,加古隆,宮本文昭,葉加瀬太郎,鳥山雄司,カール・ジェ…

本が出来るまで5 ワルツ

こんばんは。久しぶりに鉄棒で逆上がりをやってみたら、案外できるもんで嬉しかったはせがわです。書店さんを回ってみたところ、それなりにちゃんと売れているそうでよかったです。 さて、「本が出来るまで」には本当に紆余曲折があり、書いても書いても現在…

撮影

さて、甲子園スタッフと私は、そのまま高田馬場にある某Y稲田大学にお邪魔して、撮影をしました。出版甲子園の決勝大会当日に流す映像を撮るためです。 インタビューとか、メッセージとか、ギャグとか、いろいろ撮りました。けっこう楽しかったです。 私の…

書店営業に行ってきました!

こんばんは。ころちゃんは今ごろ酔っ払ってはっちゃけていると思うので、連続投稿します。魚の目が地味に痛いはせがわです。 今日は書店営業に行ってきました。書店営業とは、本屋さんに行って、店員さんに本の中身を説明したり、売れ行きを聞いたりするもの…

本が出来るまで4 執筆開始

2006年2月10日、ダイヤモンド社において打ち合わせが行われ、ようやく本格的に動き出しました。 版元をダイヤモンド社さんにお願いすることにしたのは、いちばん元の企画に近い形で実現できそうだったからです。他の版元さんの多くは、その出版社さんの特徴…

クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/05/12メディア: DVD購入: 2人 クリック: 113回この商品を含むブログ (100件) を見るクライマーズ・ハイ (文春文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/06/10メディア: 文…

三丁目の夕日

そんなテンションだださがりの時期に観たのが『三丁目の夕日』。よくできた映画でした。ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/06/09メディア: DVD購入: 2人 クリック: 157回この商品を含むブログ (563件) を見る今ではお母…

本が出来るまで3 幕間

昨年10月末、出版甲子園でグランプリをいただき、よし、これから忙しくなるぞと思っていたわけですが、そうでもなかったんですねぇ。 私の企画には12社からオファーをいただきました。本来ならそれぞれの出版社さんをサクサクまわって、版元を決めてお願いし…

発売されました!

ころちゃんが行方不明なので、連続投稿します。著者のはせがわです。 拙著『東大生が書いた「国語」のことを感動的に好きになる本』(http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478970688/)が、無事発売されました!ぱちぱちぱち…。 といっても、発売日って本屋さん…

本が出来るまで2 出版甲子園決勝大会

さて、では昨年の出版甲子園の話をしましょう。下でころちゃんが書いているとおり、本には企画書があります。類書を研究して、自分の企画はこういう点が新しいとか、こうだから売れるとか、ターゲットは誰とか、そういうことを説得力をもって説明するのです。…

ハチミツとクローバー

この本の営業とか卒論とか、それなりにやることはあって慢性的に寝不足気味なのですが、昨日(今日?)は朝までハチクロ(6-10巻)を読んでしまい、えらい寝不足です。ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 集英…

本が出来るまで1 塾講師時代

ここをご覧になった編集のタナカさんに、「自虐ネタもいいですが、もっと自信をもってください。だいじょうぶですよ。」と励まされました。ありがとうございます。はせがわです。 さて、今回のお題は「素晴らしい企画が生まれたきっかけ」とのこと。うーむ。…