周囲の反応

発売されてからだいぶ日にちもたちまして、直接&間接の反応をぼちぼちいただいています。知る範囲ではおおむね好評のようで、ウハウハです。(まぁ、面と向かって悪口は言いにくいでしょうし、面白くなかったらわざわざブログで取り上げないでしょうから当然なのですが)。
ちなみにまわりの人間に「本出したんだー」と紹介すると、代表的な反応は「うわ、帯に顔写真がある!」(しかも往々にして実物よりいいという反応つき)、「分厚い」、「で、印税入るの?」の3つです。…おねがい、もう少し中身も見てみて(泣)。
ここでは、主に中身に対する踏み込んだ反応・感想を取り上げます。

  • 表紙がかわいい。イラストがかわいい。題名がいい。編集がいい。…はい、どれも私の仕事ではありません。。。(._.)  えらいのはデザイナーさんと編集者さん。
  • レベル設定に難あり。あまり高いレベルにはむかない。…中学生をメインターゲットにして、国語が得意でない人、苦手意識のある人に、興味を持ってもらいたい!!という想いから、いろいろな工夫を考えました。作り自体は割としっかりしてますし、注釈を始め発展的知識も多いので、同時に大人でも(むしろ大人の方が?)楽しめるのではないかと思っています。
  • 分かりやすくて面白い。引用が豊富で楽しい。…ありがとうございます!まさに力を入れた部分!
  • なんとなく分かっているものを、論理だてて文章化すると確かにこうなるよなぁ…と感心した。はせがわが書いたにしては中身がまともだ…たとえば、「論理とか客観の概念を知らない人に、論理や客観を説明するとしたらどうすればいいだろう」と考えて考えてあの内容に落ち着きました。仮にも参考書と銘打つからには、ひねくれずに素直な内容をこころがけました。
  • 注釈がすごいね…本文を素直にした分、脱線したり、ひねた見方をした内容が、注釈に詰まっています。これでもだいぶ削ったのですが(苦笑)。本文とは違う説が載っていたり、中学生が知るわけないような昔の話題、トリビア、発展的内容などが満載で、注釈だけで1冊できるんじゃないかと思っています。

多くの人が、きちんとわたしの意図通りに読んでくれていて、嬉しく思います。
やはり、全力で書いたからには反応は気になるものなのです。直接でも間接でも、ぜひ感想を聞かせてください。内容に対するツッコミや訂正もお待ちしております。というか、まずは皆さん買ってください!ぱらぱらでもいいから読んでみてくださいね!